仕事内容

現場代理人

建造物が要求された品質を保ち、計画通りに安全に竣工できるように準備・調整・実行する現場におけるマネジメント業務

マンション・ビル・工場・病院・学校施設など総合電気工事の設計施工を行う中で、電気設備の現場管理を担っています。

● 工程管理 - 全体工程（着工～竣工）を把握し他職の進捗との擦り合わせや材料手配、職人の手配等を行います。

● 現場チェック - スイッチやコンセントの位置など、図面通りに仕上がっているのかをチェックします。

● 作図(CAD)作業 - 職人さんにとっての重要な「取扱説明書」である図面は、随時変更に対応し作図していきます。

● 品質管理 - 品質をより高い位置で保つためにも経験豊富な先輩社員や上司の目で自主検査を実施し厳しくチェックします。

● 予算管理 - 職人や重機などの労務をはじめ、工事に必要な材料の費用、また消耗品や事務所維持管理費などの経費までを算出し、収支を管理します。

建設業界には施工管理技士が必要不可欠なため、施工管理の資格保有者は今後も必要とされ続けます。

身につけるべきスキルや管理能力は一朝一夕で習得できるものではありませんが、施工管理ができるようになると、全体を把握して指揮・指導・監督を担うため、リーダーシップ力が磨かれ、活躍できる幅が広がります。

施工管理は、各所との調整や連携が必要不可欠で、責任も大きく、大変な部分が多い役割ではありますが、それに見合った報酬や喜び、達成感が得られる、やりがいのある仕事です。

建設業界で働こうと考えている方は、施工管理も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

施工管理関係の資格を持っていて経験や実績が多いと、持っていない人よりもかなり有利ではあります。

実際は、現場の指揮を取り、様々な職人や関係者達を取りまとめ、安全に、確実に、計画的に、円滑に工事を進める重要な役割ですから、「コミュニケーション能力に長けた方」「リーダーシップのある方」「計画的に物事を進められる方」「危機管理能力を持っている方」が施工管理業務に向いています。

また、クライアントとの打ち合わせが多いのも施工管理業務の特徴です。

クライアントの要望を的確に聞き出す「ヒアリング力」と、自分の意見もしっかり相手に伝えることができる「プレゼン力」も必要になってきます。

営業が得意な方は、施工管理でも活躍できるチャンスは大きいでしょう。